2008年3月7日金曜日

「針の祭典」
















今日はフランスでも一番最大の手芸見本市「針の祭典」にビーズアクセサリー作家のあゆみさんと行ってきました。週末でもないのにご覧の通りかなりの混雑を極めていました。来るたびに出ているブースや今回初顔のブースなどで賑やかでしたが、やはり何といっても今回は日仏交流150周年を記念して日本人のクリエーターが多数招待され、フランス人と日本人の間でクラフト情報の交換が盛んに行われていました。こちらに住んでいる日本人の私にとっても日本の手芸はとても新鮮に思えました。特に今回のこの企画の第一人者であるリボン刺繍家の小倉ゆきこさんの作品は本当に素敵でした。着物にちょっとあしらったパーチワークやリボン刺繍なんてとても粋です。





さて、私の今回の戦利品は…ニット作品に使えそうな木のボタンととっても素敵なモザイクの貝ボタン。そして昔のリバティー(と思われる)生地でした。どれも「見本市価格」となっているらしくお手軽な値段で購入できました。ということで、相変わらず手芸材料の在庫は増える一方です。





2008年3月2日日曜日

リサイクル







手元に試し編みの小さなサンプルが結構な量で溜まっている。ほどいて何か他のものを編む気力もないし、かといって捨てられない。ということで、これをつなげてブランケットに、なんて大げさなプロジェクトを思いつきました。よく、編み物の本を見ていると「あっ、この模様編み編んでみたいな」と思い、だけどどんな作品に仕上げればいいのかさっぱり分からない。だけど、その模様だけ無性に編みたい、なんて衝動をこうやって解決しようというわけです。きっと出来上がりは今度の冬ぐらいでしょうね。気長に気長に編みつないでいこうと思います。とはいっても、他にも編みかけのものはたくさんあるのです。その中の一つがパム・アレン著「スカーフスタイル」のミスティ・ガーデンというマフラー。スカラップ(ホタテ貝)編みのマフラーです。この毛糸、実はラクダの毛の毛糸です。去年のパリ手芸市のときメルクレディというお店のブースでゲットしました。というか、見て触ってしまったらもう我慢しきれずにレジに並んでいました。その手芸市、今週の木曜日から4日間の予定で開かれます。私にとっては非常に危険な週となりそうです。今年のこの手芸市、たくさんの日本人の手芸家が招待されているのでとても楽しみです。