2010年8月14日土曜日

"Shetland Triangle" 編み始め説明

パリは涼しいです。いや、今の日本の暑さを考えたら寒いと言った方がいいかもしれません。一時間ごとに晴れ、曇り、雨を繰り返す天気は既に秋がすぐそこまでということをほのめかしています。一ヶ月前の今、日本の猛暑にうだっていたのが嘘のようです。
ということで、日本の皆様よりも一足早く冬支度に取りかかります。
さて、3月に完成させたWrap styleのShetland Triangleですが、この時は予行演習でした。実はこのショールを編むために大切に取っておいた毛糸があります。去年、いや、もう一昨年かもしれないクラフト見本市"Création Savoir Faire"で買ったMercredi et Cieのキャメルとシルクの混合糸で極上の手触り。しかし、確か100gで24ユーロぐらいだったような...手触りはいいけどお財布には厳しい糸です。今まで買った糸の中でこれが一番高いものです。5年ほど前に初めてこの糸を見た時から「いつかこれで編んでみたい」という思いを抱いて、やっとの思いで手に入れた糸なので、決して失敗したくありませんでした。ということで、3月はこの糸で編むための練習だったのです。



さてさて、このショール、英語のパターンなのですが最初の編み始めがなかなか分からなくて随分困りました。きっと私と同じような目に遭っている方が大勢いるかと思いますので写真で説明してみようかと思います。それでは、まず深呼吸。では、いってみよう!


ステップ1

"With crochet hook and waste yarn, ch 4. With main yarn, pick up and knit 2 sts in the bumps on the back side of the centre 2 chain sts-2 sts. Knit 6 rows."(かぎ針で別糸を4目くさり編み。くさり編みの裏の輪をすくって2目表メリヤス編み。(両サイド)表メリヤス編みを6段(つまりガーター編みになる)









ステップ1ですがお解りになりましたでしょうか。くさり編みは4目って書いてあるのにどうして2目しか拾わないの、って思うでしょうが、落ち着いて落ち着いて。結果から言ってしまうと、あとの2目は編み地をしっかりと固定する「支え」のようなものでしょうか。


ステップ2

K2, rotate piece 90 degrees clockwise(表メリヤス2目(今は2目しかないからわざわざここで「2目」などと言われるとどこの2目か探してしまいそうで余計まどろっこしい)編んで編み地を時計の針と同じ方向に90度回転させる)

pick up and knit 1 st in each of the 3 garter ridges along selvedge of piece(端に位置するガーター編みの輪になっている部分をそれぞれ拾って3目表メリヤスを編む)

ここがつまずくところ!「90度に回転させる」というところにビビってしまいますね。
まず、針が示しているガーター編みのループ(つまり裏メリヤスの目)をチェック。ここが拾うところになります。

6段編んだからガーター編みのループは3つ出ています。


一番上の目を拾って表メリヤス。


3目になりました。


次も同様に。4目完成。


はい、5目編めました。



ステップ3

次は前回にも載せていなかった部分。パターンの説明はこうゆうております。

...rotate piece 90 degrees clockwise again, unzip waste yarn chain to expose 2sts at base of piece, place these 2 sts onto left needle and knit them---7 sts total.(再度時計方向に90度傾けて別糸をほどいて別糸にかかっている最初の2目を拾って編む。全部で7目になる)。

別糸をほどきます。ええーっ?ほどいちゃっていいの?いいのです!いいから、黙ってほどきなさい。


ほどくと最初に別糸から拾った2目が出てくるのでこれを左の針に移して編みます。


はい、7目編めました。


チャートを見ながら2段編んだところ。


あとは、チャートに従って編んでいけばいいわけです。やれやれ、これを理解するのに私は本当に苦労しました。今回の教訓は「頭で理解できなかったらとにかく手を動かしてみろ」です。
ネックになっていたのは「90度回転させる」でした。「傾ける」とも訳せるのですが、私は最初編み地を裏表に回転させるかと思っていたので理解に至りませんでした。

お解りになりましたでしょうか。では、頑張って本番のショール編みます。

2010年8月9日月曜日

野外シネマ

暑い暑い日本からパリに戻ってきました。って、もう10日も経っているのですが、いつも日本からパリに戻って来ると生活をパリモードに戻すのに時間がかかるのは私だけでしょうか。体はフランスなのにまだ頭の中は日本を引きずっていて、数日はまるでパラシュートでひらひらと降りてきている感じです。やっとパラシュートが着地してパリの生活に戻ってきた今、はたと気付けばバカンス真っ盛りで街は静か。そして何よりも涼しい!もう、これは何よりの恵み。あの日本の狂気的な暑さにさらされた後はこの涼しさに手を合わせたくなります。そして、バカンスに行かなくともパリの夏はイベント盛りだくさん。私のお気に入りは去年同様、野外シネマ。昨日はかの有名なジャン=ジャック・ベネックスの「Diva (ディーヴァ)」がエッフェル塔横のトロカデロ公園で!こんな贅沢なシアターは世界のどこを探しても見つからないだろうというくらい素敵。友達とちょっと早めに着いて席をゲット。でも、既に結構な人が来ています。




夕暮れのエッフェル塔にうっとり。夜9時近いですがまだまだ日は暮れません。



待ち時間は私の友達は編み物(涼しいのでウールでもアルパカでも何でも編めちゃいます)、私は刺子のキットで時間潰し。あー、シアワセ。



そろそろ日が暮れてきました。エッフェル塔がライトアップされました。



気がついたら周りはすごい人。シャイヨ宮のガラスに映ったエッフェル塔、素敵です。


階段もどこもかしこもすごい人です。



いよいよ始まりました。


リシャール・ボランジェ、若い!この時はまだ壊れていません。


ふと気付くとエッフェル塔はまるでポストカードのようにきらめいて...


きゃー!チカチカと点滅し始めましたぁー!サイコー!!!写し方がまずくてちょっと雷おこしみたいですが勘弁。


というわけで、少しずつパリ生活に針を戻していってます。

2010年7月17日土曜日

日本に帰国しています

またまたご無沙汰してしまってごめんなさい。今暑い日本へ帰国しています。フランスの涼しい夏に慣れてしまった私はこの蒸し暑い日本の夏をすっかり忘れていました。しかし、やはり夏にしか楽しめないカキ氷、スイカ等々はやっぱりいいですね。編み物は…とてもやる気にはなりませんねー。日本の皆様、暑い夏では何を編んでいますか?