2014年12月8日月曜日

間違えたらやり直せばいい、ただそれだけ。

靴下、編み続けています。1月末にポワン・イデに出展することになったので真面目に作品作りです。ガンジー模様の靴下はほぼ編み上がったものの上のゴム編みもまだで、ぬるま湯に浸けて地を整えるブロッキングも終わっていないのでクシャクシャの状態。メインの部分だけをひたすら編み続けて最後の行程は一気に行う予定です。

ガンジー模様の靴下が終わったら、ずっと編みたかったアラン模様の靴下です。編み目をねじって編むケーブル模様は手間はかかるものの、長年編み物をしていても大好きな模様です。編み進むごとに立体的な模様が浮き上がってくるのを見るのは本当に楽しい時間です。お菓子作りでオーブンの中で生地が膨れてくるのを見てウキウキする、そんな感じです。


しかし、そんなウキウキした気分も15分後にはあっという間に崩れることに。菱形のダイヤ模様が2つ出来上がったところで何かがおかしい...あ、ケーブルを移動する段を思いっきり間違えています。それもかなり最初の方の段階で(汗)。最初のダイヤの模様が明らかにいびつ。こういう時の選択は二つに一つ、「ほどいてきちんとした作品を作るか、それともそのまま編み続けるか」。

こんな経験を編み物だけでなく何度としてきたことでしょう。
でも、自分の中ではほどいた場合と、このまま編み続けた場合の答えははっきり出ています。ほぼ一日かかって編んだ靴下の上の部分ですが、 勇気を出してほどきました。

これもまた多くの経験の一つ。
さて、大好きなボサノバを聞きながら編み直しです。