2008年4月29日火曜日

エクレア




先月インフルエンザで約3日間何も食べられなかったリベンジが今かなりきています。最近編み物どころか手芸関係が少なくなって食べ物ばかりの書き込みばかりだと気付かれた方も多いかと思われます(^^; さて、今日も懲りずに食べ物の話です。あまり用事のない場所にふらりと行くと以外に美味しいお店を見つけたりしますが、パリ14区のはずれにとーっても庶民的、だけどかなりレベルの高そうなパン屋を見つけました。本当に「町のパン屋」という雰囲気のお店に入るとどれもこれも美味しそう。そして、お菓子、サンドイッチ、どれを見てもデカイ。ちょっと気取ったパリ中心のパティスリーのそれよりは同じ値段でひとまわり大きい。そして、ここで見つけた今までに食べたことのないエクレアを見つけました。エクレア…無性に食べたくなるときがあります。日本に住んでいるときもエクレア大好きで、過去に菓子パンコーナーに売っている6個入りぐらいの箱を20分足らずで一気に食べたという事実もあります(^^; 今日のこのエクレア「サランボ SALAMBO」という名前がついていました。う~ん、初めて聞く名前だなー。上がカラメルでコーティングしてあってパリパリするそのすぐ下は柔らかいシュー生地に甘~いカスタードクリームがたっぷり。口に含むとちょっと苦味のあるカラメルがパリパリいいながらその横をトロ~っとしたカスタードがとろける…う~ん、クセになりそうな食感です。でも、私の本当の目的は実は今日は店頭になかったタルト・タタン。明日はお店にありますように。でも、レモンタルトといちごのタルトも美味しそうだったな~…

2008年4月28日月曜日

出産祝い











元同僚が二人目を出産しました。そのお祝いにベビーベストを編んでプレゼントしました。小さなマフラーも添えて。ベストのほうは、かのこ編みのところで配色をしたら何だか面白い模様になりました。ただのかのこ編みなのにちょっと凝った模様に見えませんか?私が編み物をしていて一番時間がかかるものって何だと思います?実は「ボタン選び」なのです。このボタン、何でもないように見えますが、パリの手芸屋をほとんど周って見つけるまでに数日間かかってます。今からはボタンを見てどういうものを編むか決めたほうが時間のロスが少ないかも。




2008年4月20日日曜日

バゲット(大失敗)







今週から学校は2週間のお休みに入ります。息子も昨日からおばあちゃんの家に行っているので、早速家の掃除。春の大掃除というわけで、窓拭きもしました。そして、掃除の後は…パンを焼かなきゃ。今日はフランスのパンの代表「バゲット」。ネットで見つけたレシピには「オーブンから出したときの、パチパチいう音を聞くのは、本当に幸せ♪」と書いてあるので楽しみに。おおっ、生地がキツネ色になったのでオーブンから出したけど…き、聞こえない、パチパチという音が。それに切込みがパカッっと割れてない。どうみても成功したとは思えないルックス。でも味は何とかいけるんじゃ?外はパリパリ、中はふわっというバゲットのはずが…何だかモチモチ。食べられないわけではないけどバゲットとはほど遠い出来上がりになってしまいました。う~ん、ちゃんとレシピ通りにやったのにな~。フランスはインフレで物価の上昇が話題になっていますが、このまま上がり続けたらバゲットも家で手作りしなくてはいけない状態に。これからしっかり修行してちゃんとしたバゲットを作れるようにならなければ。



2008年4月19日土曜日

フォカッチア




台所の戸棚の整理をしていたらドライイーストの箱が二箱も出てきて、賞味期限をみるとあと少し。うわ~、急がなきゃ。ということで、必要に迫られてパン作りです。ドライイーストは買ったその日や次の日は使うのですが、何故かその後忘れられた存在になってこうなってしまうのです。過去何度もこうやって義務的にパンを作ったことか。お菓子作りは結構得意ですが、パンはまだまだ修行が足りません。そこで「初心者でも失敗しない」というお墨付きで紹介されていたイタリアのパン「フォカッチア」を作ってみました。実は去年イタリアに行ったとき、このフォカッチアをたらふく食べていつか自分でも作ってみたいと思っていたので早速挑戦。もちろん、プロの味には足元にも及ばないと思いますが。焼きあがったら、まあまあ自分で想像していた通り。味はイタリアのそれとは大分違いますが、自分なりに満足しました。生地にハーブとすりおろしたニンニクを入れて風味をつけました。次回はベーコンなども入れてアレンジしてみようかと思います。おおっと、ブログなんか書いてなくて、次のパン作らなきゃ。


2008年4月14日月曜日

久しぶりのルーブル


ほんと、久しぶりにルーブルに行ってきました。バカンス中でもないのにすごい人!これが休みに入ったらいったいここはどうなるのだろう…というくらいすごい人でした(それも午前中)。お天気がよくなってきたせいか、学校の見学が多くて小学生の小さな子供たちが巨匠たちの作品の前でチョロチョロしている姿はとても微笑ましい。ここルーブルでしか見れない光景です。

さて、やっぱり目についてしまうお姫様たちのレース。すごいですねー、いつ見ても。このレースの手仕事ぶりはあっぱれ。映画のように絵画も画家の名前だけでなく、大道具、小道具、衣装さんみたいに「レース担当誰々」と名前を出してくれたらいいのになー。

久しぶりの日曜大工(?)











アイロン台のカバーが焼け焦げなどで茶色くなりかなり痛んでいたので貼り替えに挑戦。びっちりと強力ボンドで貼り付けてある布はどうやっても取れそうにないのでその上から布をかぶせることに。そしてサイドは釘でトンテンカン。実は日曜大工と水仕事はあまり得意ではない。釘だって3本に1本はグニャっと曲がってやり直り。何とか貼り付けを終えたら今度は周りをチロリアンテープで飾りつけ。3メートルのチロリアンテープを手でかがっていくのは時間はかかりましたが金づちと釘よりはまだ楽しい。というわけで、一日かけて修復したアイロン台、すっかり命を吹き返した感じで(自己)満足満足。
















2008年4月10日木曜日

クラフトストレスをクラフトで解消


編み物ばっかりしていたらさすがに飽きてくる。かといって手は動かしていないと気がすまない。そういうときは他の手芸でストレス解消。去年日本の手芸屋で購入した一枚100円のちりめんハギレを使って巾着袋を作りました。ミシンを出すのさえ面倒くさかったので全て手縫いで。こういう和物ってこちらの人には大ウケなので時間があるときに作りためて何かのお礼とかプレゼントとして贈ると喜ばれるかもしれませんね。

2008年4月7日月曜日

ボビンレース再開


約1年ほど触ってなかったボビンレースを今日再開しました。忘れてますね~、すっかり。今日は織っている時間と同じくらいほどいてました。しかし、編み物と違ってボビンレースは集中力を要します。「手芸」とは言い難く、これはほとんど手工芸と呼んだほうがよいでしょうか。脳が働く場所も気のせいか違ってくるような。久しぶりに織って疲れましたが、ずっとご無沙汰だったため何故かスポーツをした後のように気分爽快でした。ただし、間違う間違う。この作品に関しては「どう上手く間違いを小細工して完成させようか」と思いました。


インフルエンザリベンジ




すごいインフルエンザにかかりました。医者からマラリアと間違えられるくらい高熱が何日も続くというものでした。高熱以外は喉も痛くならないしお腹も痛くならない。だけどすごい量の汗が出てそれでも寒くて何も食べられないという日が続きました。周りに同じ症状で苦しんだ人がいたのでやはりどこかに菌が繁殖していたのですね。さて、食べられなかったリベンジで調子が戻ってきてからはお料理ばかりしています。といってもいきなり脂っこいものなどは食べれないので、中身を変えての野菜スープばかり作っていますが。そして気持ちを落ち着けたいときは「編み物」と言いたいところですが、これは結果がすぐ見られないためやはりお菓子作りです。先日シリアルクッキーとマフィンを作ったのを皮切りに今日は「ファール」というブルターニュのお菓子を作ってみました。何て言うと聞こえがいいのですが、実はずーっと前に買ったプルーンをどう処理していいか迷っていたのです。ということで、今日はプルーン入りファール。このお菓子、涙が出るほど簡単。さすがに分量は量りますけどね。




小麦粉:125グラム


砂糖:125グラム


卵:4個


ラム酒:大さじ2杯


ベーキングパウダー:小さじ1


牛乳:150cc


種を取ったプルーン:2つjかみほど


塩:一つまみ


①ボールに小麦粉、ベーキングパウダー、塩、砂糖を混ぜて入れます


②混ぜたら真ん中をくぼませてそこに卵を割りいれます。だまができないようにぐるぐるかき混ぜる。


③鍋に牛乳とラム酒とプルーンを入れて温めます。


④②に③を入れて混ぜる


⑤器に入れて240度のオーブンで10分から15分そして180度に下げて20分から25分(←とレシピにはありますが、私の場合は薄いタルト型に入れて焼いたので240度で10分ほどで一気に焼けてしまいました)




もちもちした食感がくせになりそうです。