「モード界の風雲児」と異名をとった彼の回覧展です。
ちょうど一週間前に、同時に開催されている「ランヴァン」展に行ってきたところ。それを覆すかのようなゴルチェ。モードの奥深さを改めて発見しました。
とにかく、彼の底知れないアイデアに圧巻!
衣服の基本原理を全て覆すかのような作品が会場を埋め尽くし、中は黒山の人、人、人!
面白いなと思ったのは、普段モードには興味のなさそうな人や、子供などもいて、来場客に本当にいろいろな人が見受けられました。
そして、会場そのものがゴルチェの作品の如く、内装、照明、演出、全てがアッと言わせるような作り。
やっぱり、ゴルチェは天才だ、と再確認した展覧会でした。
中はすごい人 |
ピエールとジルの作品 展覧会のポスターも彼らの 作品です |
ゴルチェは80年代のミュージシャン の衣装も数多く手がけました。 これはカルチャークラブのボーイ・ジョージ |
デヴィッド・ボウイ |
パンクルックもゴルチェのお気に入り |
ヴィヴィアン・ウエストウッドを 彷彿させるタータンチェックシリーズ |
大女優の衣装も これはカトリーヌ・ドヌーヴ |
パリをテーマにした作品も数多く 作っています |
ムーラン・ルージュの フレンチカンカン |
よく見ると、ムーラン・ルージュが モチーフに使われています |
マリンルックはゴルチェのお気に入り の一つ |
奇抜な作品の中でもこれぐらい だったら私でも着れるかも… |
あ、やっぱり無理か |
90年代のゴルチェと言えばマドンナ! |
デザイン画そのものがすでに立派な 作品です |
会場そのものがまるでナイトクラブのような雰囲気 |
よく見るとサテンのリボンを つないでいます |
ゴルチェの香水 |
ゴルチェと言えばビュスチエ |
ニットの作品 ニットでこのボリュームはすごい |
ここにもニットが! |
いろいろな編み方が組み合わされています |
アメリカンインディアンスタイルの マリエ(ウエディング) |
いやー、展覧会を見た後は、まるでコンサートか何かを観た気分でした。
この展覧会、もうすぐ終了します。まだ見ていない人は是非!
そして、必ずネットで予約を。でないと、外で1時間以上待つことになります。そうなったとしても、1時間以上並んで見る価値は大いにあるのでお見逃しなく。