2007年12月28日金曜日

来年もどうぞよろしくお願いいたします

今年も残りわずかとなりましたね。私のブログに遊びに来てくださった方、本当にありがとうございました。また来年も皆様と手作り、グルメなどについて海を越えて情報交換ができればと思っております。2008年もどうぞよろしくお願いいたします。

2007年12月16日日曜日

奇跡




奇跡って起こるんですね。「絶対糸が足りない」と確信していたENE'S SCARFですが、何しろ夏に日本に帰国したときにバーゲン品になっていた糸なので同じロット番号の糸を入手するのはほぼ不可能とあきらめていました。ダメで元々、先日日本に一時帰国した編み物仲間のAYUKOさんに一応頼んでみたところ、全く同じものが見つかったというメールが!うひょ~、嘘みたい!忙しい帰国中にお店に足を運んでくれてAYUKOさん、どうもありがとう。ということは、これで何回も挫折して編みなおしているENE'S SCARF、「糸が足りなくて出来上がりませんでした」といういう言い訳はできなくなりました。まだまだ出来上がりまでの道のりは長いですが頑張ります。

2007年11月22日木曜日

キャスケット















Ene's scarf の糸が足りないと分かってからは少量の毛糸でできるキャスケットを編んでいます。狂ったように一気に3個も編んでしまいました。編みかけのグレーの毛糸はチャコールグレーに少しオレンジのネップが入って色合いがまるできんぴらごぼうのようです。











アメリカンクッキー




混ぜるだけの簡単アメリカンクッキーを作りました。


材料:


小麦粉 150グラム


砂糖(できたらブラウンシュガー) 110グラム


バター 110グラム


卵 1個


チョコレートチップ 120グラム


刻んだくるみ 100グラム


ベーキングパウダー 小さじ1


塩小さじ 2分の1


バニラエッセンス 少々




室温に戻してやわらかくなったバターに砂糖を混ぜてすり混ぜます。そこに卵を落としてさらに混ぜる。バニラエッセンスを加えその後ベーキングパウダーと塩と合わせてふるった小麦粉を加えて混ぜ混ぜ。そこにくるみとチョコチップを混ぜてあとは天板にスプーンで落として180度のオーブンで焼くだけ。簡単で絶対美味しくできます。どうぞお試しあれ。

2007年11月11日日曜日

乳がん


「乳がんはまだ他人事だと思っていませんか?」という広告をよく目にします。私は数年前まで正直言って「はい、まだ他人事だと思います」と声に出しては言わなくても心の中ではこう呟いていました。しかし、2年前に母が乳がんになって手術をしたときもう他人事とは思えないばかりは「明日はわが身」と感じるようになりました。その1年前には胃がんで大切な大切な親友を亡くした私にとって癌という病気そのものは手を伸ばせがすぐ手の届くところにあるような気がします。かといって、まだ元気で健康な私が毎日病気に恐れていては癌で命を落とした皆さんに申し訳ない。多くの人のお蔭で生かされている私が何か小さなことでもメッセージを送れれば、という願いを込めて乳がんのピンクリボンを鈎針で編んでブローチにしてみました。ほんのささやかなメッセージが少しでも多くの人に伝われば、と思って毎日これをつけて仕事しています。

2007年11月9日金曜日

さんまのリベンジで











昨日の苦情寸前だったさんまの塩焼きのリベンジで今日は苦情の出ないレシピで料理三昧。パン屋に行くのも面倒くさいのと同時にイーストが余っているので久しぶりにパンに挑戦。パンは表にすぐ焼き色がつくので焼けたかと思ってオーブンから出したら真ん中が生焼けでした。慌ててまた型に入れなおして焼き直し。何とか食べられるパンが焼けました。これはちょっとバターが入って味はブリオッシュ風。その後ずっと焼こう焼こうかと思っていたマフィン。これも久しぶりの挑戦です。しかし、マフィンの生地が流れてしまってたいへんなことに。やはりマフィン型買おうかな、と思った瞬間でした。そして夕飯には先日何故か衝動買い(?)してしまった芽キャベツ。どうやって食べるかもあまり知らないくせに、このコロコロとしたかわゆい形に誘惑されつい購入。何とかレシピを見つけ作ってみたはいいが、煮込み時間が足りずにちょっと苦味が残ってしまいました。いつもどんぶり勘定で料理していてはいけませんね。最初ぐらいはレシピどおりに作りましょう。

秋と言ったらさんまですが…


前に韓国食料品屋で見つけたモロッコ産のさんま、5匹で5ユーロ30は結構安いほうかと思うのですが、パリの買い物の達人の方いかがでしょうか。冷凍したものが3匹残っていたの解凍してオーブンで焼く。しかし、さんまってすごい臭いがするものなのですね。日本では夕飯時になるとどこの家からも焼き魚の匂いがして別に何の問題もないのですが、フランス人は魚の匂いには本当に敏感。道路にはあんなに犬の落し物があり、ニンニクたっぷりの料理、想像を絶する臭いのチーズをあんなに食べるのに魚の臭いとなると文句が多い。もちろん焼くときは窓を開けていたのですが、外からやっぱり聞こえました「魚の臭いがする。くっせぇ~!」という声。その後は私も慌てて臭い消しにコーヒーをフライパンで炒ったり、みかんの皮とシナモンをオーブンで焼いてみたりと料理する以上に臭い消しに時間を費やしました。こんな手間隙かかるさんまの塩焼き、日本では何てことない一品なのに我が家では高級品と化しています。これからはさんまは外食でしか食べれなくなりそうです。臭いの出ないさんまのレシピ、どなたか知っていたらおしえてください。

2007年11月4日日曜日

秋です







木々の葉っぱがすっかり紅葉して秋一色です。こちらは「紅」というよりも黄色に染まる葉っぱのほうが多いような気がします。うちのバルコニーの前の木も黄緑から黄色に変わり始めています。日本の紅葉はいろいろな色が入り混じってとてもゴージャス。こちらはしっとりとした紅葉でいかにも「冬支度」という感じでちょっと切なくなります。日本の紅葉…やはり世界一だと思います。しかしこちらは冬になると美味しいものがいっぱいでてくるんですよねー。日本帰国で蓄えた脂肪がまだ落ちていない私、この冬は要注意です。ということで、先週からヨガを始めています。



2007年11月1日木曜日

一応進んではいます











とはいっても、一応編み物は進んでいます。なかなか結果が見えないEne's scarf にはほぼ開き直って「いつかはできるや」という気分で対応しています。その間に超簡単なモヘアスカーフ出来上がりました。羽のように軽モヘアは暖かさも抜群。だけど、こうやって黒い服に合わせた後には猫を抱いた後のように毛だらけになります。




小豆ロール




あんまり編み物モードにならなかったのでまた料理をしました。今日のメニューは小豆ロール。スポンジに少しだけ油を入れたほうがしっとりなったかな?死ぬほど余っていた小豆を消化するために作った一品。


2007年10月22日月曜日

トンカツ




久しぶりに作ったトンカツ。残りはもちろんカツサンドに。いつも多めに作って絶対余るだろうと思うのですが、作るたびに息子の食欲がパワーアップして最近はほとんど残らなくなりました。パンは最高に美味しい「ローラン・デュシェンヌ」のトラディションを使いました。


2007年10月17日水曜日

モヘアマフラー




スーパーマーケットのモノプリの毛糸コーナーを久しぶりに覗いたら新しい毛糸が出ているではないか。そして私が気に入って使っていたモヘアにも新色が!やはり我慢しきれずに買ってしまいました。今この毛糸でマフラーを編み始めました。ジャンボ10ミリで編んでいるので早い早い!マフラーだけだったら一日一本のペースで編めてしまえそう。暖かさも保証付きのこの毛糸、病み付きになりそうです。パターンは日本ヴォーヴ社の「ぽかぽかニットこものマフラーBOOK」を参照。

手作りピザ







年末に向けて少しずつ家の片づけをしています。だけど、片付けても片付けても片付かないのはうちだけでしょうか。戸棚の奥などを脚立を使って久しぶりに覗いてみると「何これ?」というものが出てくる出てくる。そして食料品も同じく食べると思って買っていたものがまだ封を切られずに食料棚の奥に眠っている。毎年ついついやってしまうのがドライイーストを使い切れずに捨ててしまうこと。そして今年は賞味期限が切れる前に使いきろうと思い箱を見ると、年末が賞味期限。ということはあと2ヵ月半。まだまだたっぷりあるこのイースト、せっせとパンを焼いたりして消化しなくては。ということで、今日は手作りピザを作りました。生地を宙に投げて丸いピザの形を作るなんて技は私には無理なので、手でベタベターっと伸ばしたため形はかなりいびつ。だけど味は結構いけました。ソースも手作りです。トッピングはマッシュルームと玉ねぎ(炒めたもの)、アーティチョークとモッツァレラチーズ。ピザソースは玉ねぎのみじん切りを炒めたものにトマトソースを加え、アメリカ人の友人にもらったバーベキューソースを少しだけ混ぜて塩と砂糖で調味。このソースのパッケージ、いかにも「アメリカ」です。ピザは外で食べるものと思っていたけど、やろうと思えば結構家でもお手軽に出来ることを発見。

2007年10月3日水曜日

浮気心浮上




今までずーっと終わらなかった作品をようやく編み終えて新たな気持ちであじろ編みのマフラーにとりかかったとき誓ったことがある。「一つの作品を編み終えるまで他のものには手を出さない」。でも、そんな誓いもあっという間に過去のものに。ずっと編みたかっ、というか、何度も挫折したといったほうがいいENE'S SCARFにどうしても手が伸びてしまいました。このすかし編み(大の苦手!)のショール、出だしが作り目375目という既にかなりやる気をかなりダウンさせるパターンの一つ。私なんて作り目だけで3日間ぐらいかかってしまう。この前7月に日本に帰国したとき、マスザキヤさんでセールスになっていたアルパカの糸で編み始める。糸の太さといい、アルパカの柔らかい手触りといいこのショールにはぴったりでないか。しかし、編み始めてふと「糸、足りないかも…」と気付く。あ~、私とこのENE'S SCARFってとことん相性悪いのかしら、と思いながらも編み続けている毎日です。

2007年9月23日日曜日

あじろ編みマフラー


調子よく進んでいます、あじろ編みのマフラー。果たして説明通り編めているかどうかは怪しいのですが、とりあえず形になっているのでよしということにして編み続けています。ミミロクさんのあじろ編みの説明にどっぷりお世話になっています。この編み方、英語の編み物の本を見るとやはり文字でびっしり書かれているのですが、果たして英語圏の人はこれを読んだだけで編めてしまうものなんですかね。だとしたら本当に脱帽です。

やっと完成











去年から編み続けている友人に頼まれたセーター、やっと完成しました。9月に入ってからすっかり涼しくなっているのですが、何とかまだセーターまでは必要としておらず、冬になる前になんとか間に合いました。この毛糸、ラ・ドログリーのSUPER NATURELというものですが、たくさんのきれいな色があって選ぶのが迷ってしまうほど。このスカイブルーも普段だったら子供っぽくなりがちな色なのですが、ラ・ドログリーのブルーだととってもシックで大人のブルーです。




2007年9月21日金曜日

ヨーヨーキルト



クロバーさんからいただいたヨーヨーキルトセット。早速使ってみました。おおっ、すごい!あっという間にヨーヨーキルトの出来上がり。それもこんな小さい豆キルトまできれいに出来る。これは使えます!どんな不器用な人でもこれがあれば絶対大丈夫。これを機に今まで素通りしていたパッチワークのハギレ売り場が気になりそう。危ない危ない。

遅咲きの花たち





もうパリはすっかり秋。朝夕はとっても冷えます。しかし、8月の雨、雨、雨のリベンジか毎日快晴。しかし、気候はすっかり秋のため植物も冬支度を始めている感じ。朝顔はご覧のとおりもう種だけに。今年は咲き始めたかな?と思ったらあっという間に種だけになってしまいました。しかし、快晴続きのお蔭でずっと咲かなかった花が咲いている。名前は忘れましたが、このオレンジ色の花。葉っぱはサラダなどに入れて食べられて味はちょっとクレソンみたいです、が今日初めて2輪も咲いている。そして完全にあきらめていたミニトマト、黄色い花が1輪。運が良ければトマトの1、2個ぐらいは口に出来るかも?

2007年9月16日日曜日

NEW PROJECT


あじろ編みのマフラーを編み始めました。この編み方、理解するのに3日かかりました。マフラーになるまで果たしてこれから何日かかることやら。

2007年9月9日日曜日

完成 スパングル・クロッシェバッグ



やっと完成しました、スパングルを編みこんだクロッシェバッグ。かぎ針2号という細い針でちまちま編んでスパングルを編みこみながら増やし目…と同時にいくつもの技をこなしながら編んでいくのはなかなか根気がいりました。それだけに完成したときの喜びは大きい。実はこれ、スパングルはずーっと上のほうまで続く予定だったんですよ。だけど足りませんでした…もう夏もすっかり終わりそうなパリですが、そんな時に季節外れの夏らしい爽やかな作品が完成してしまいました。参考にしたのは下田直子さんの「モチーフバッグ」の作品番号13番。

2007年8月27日月曜日

関西手芸屋周り その3 「アヴリル」










大阪ではとっても安い布地屋「とらや」にも行きました。ここでは指定した生地の端っこを店員さんが切ってくれて、しばらくしたら2階から自分の希望の長さに切ってもらった生地がボトンと落ちてくるという、今までに見たことのないシステム。初めての人は間違いなく戸惑うような買い物システム。そして、手芸用品の問屋「日本紐釦貿易株式会社」(「ニホンチューコー」と読みます。東京浅草橋のマービーにとても似ています)へ行って、また懲りずにお買い物。またまた、手芸用品の豊富さに酔ってしまいふらふらとなってお店を後に。そして次の日は大阪にさよならをして、その足で京都へ向かう。京都ではあいにく台風のために楽しみにしていた知恩寺の「手作り市」が中止に(*_*) ええーっ!そんな~。このために京都に来たのにぃ~、と悔し涙をぐっと抑える。中止されてしまったものはしょうがないので、急遽「京都手芸屋周り」に変更。ちょうど祇園祭にぶつかっていたために街中は結構な人だかり。だけど東京に比べると全然少ない。お祭りということで浴衣を着た人があちらこちらで久しぶりの夏祭りの雰囲気にうっとり…まずは京ラーメンで腹ごしらえをして街へ繰り出す。いや~、全てのバランスが美しいこの街、大好きです!一度住んでみたいです!京都は本当にう・つ・く・し・い…大阪ではシックなブティックの横にパチンコ屋があり、その隣には腰の曲がったおばあちゃんが一人で経営する御茶屋がある、みたいなごちゃまぜの街でしたが、京都は全てがきちんと計算されて周りとの調和を崩さないように配慮されていて、まるで街全体が芸術。パリとよく似ています。そして、手芸屋もかわいい!その中で気に入ったのは「アヴリル」。まるで誰かのアトリエのようなコージーなインテリアの中に他の手芸屋では見られない珍しい糸などがきれいに並べられている。何も買う予定はないはずだったのに、やっぱり手ぶらでは出て来れませんでした。その後、街をぶらぶらしてはあまりの美しさに負けて超予定外の手作りうちわを老舗の店「阿以波」で購入したり、組み紐屋さんの「伊藤組紐店」を覗いてみたり創業400年(!)の縫い針屋「みすや針」に立ち寄ったりとと本当に充実した京都の一日でした。京都から東京へ向かう新幹線の中ではアヴリルで買った糸がどうしても気になって、かせ糸だったにもかかわらずついつい編み編みしてしまった私でした(^^;