2008年12月16日火曜日

マイブームになりそう

毛糸がぎりぎりになって足りないなどハプニングもありましたが、親指を両方とも白で編むという解決策のおかげで北欧柄のミトン、出来上がりました。う~ ん、可愛い!!!北欧柄、クセになりそうです。早速mimouさんと物々交換するための(近々公開します)指なしミトンをこれまた北欧柄で編み始めまし た。この北欧柄、何だかマイブームになりそうな気配です。








































2008年12月12日金曜日

あじろ編みスカーフ(ついに)完成!

ミトンの親指はしょうがないので白で編むことに。ということは、もう完成してしまった片方の親指をまたほどいて白で編み直さないといけないことに。うわぁ~、めんどくさっ。初めて何かに挑戦するときはハプニング続きですが、これまた例外ではありません。
さて、気を取り直して、最近編みあがった完成品がありますのでそれで慰めることにします。あじろ編みのマフラー、ついに完成しました。2007年9月に編み始めたこのマフラー、編み方そのものの面倒くさいのに各段で色が違うという無謀なデザインに初挑戦ながら挑んでしまいやっぱり途中でやる気を残して1年以上も日の目を見ないことに。しかし、今年は作りかけの作品をなるべく仕上げて来年をすっきりした気分で迎えたいと思って、気合を入れて編み上げました。苦労しただけあって出来上がったときの気分は最高でした。が、もうしばらくこのあじろ編み、やりません(きっぱり!)。




















2008年12月11日木曜日

予想通りの結果に…

やっぱり足りませんでした、毛糸。ご覧の通りあやとりがやっとできるくらいの長さしか残らず、親指部分はしょうがないので白で編むことにします。いつもは用心して別糸であとからほどける作り目で始めるのですが、今回に限ってゴム編みの部分から編み始めてしまいこの部分で調節がきかなくなってしまいました。この別糸の作り目、一手間かかりますがこんなときにゴム編み部分で毛糸の量が調節できるので馬鹿に出来ません。皆様も十分に気をつけましょう。

2008年12月8日月曜日

北欧柄

さて、どっさり日本で買い込んだ手芸材料を今度は形にする作業に取り掛かります。まずは毛糸から。ずっと編みたい編みたいと思っていた北欧柄に今年は挑戦です。あまり毛糸の量がいらないミトンからスタート。手袋のいいところは小さいからすぐに編めること。悪いところは一枚編み終えてももう一枚左右対称に編まなければいけないこと。まあ、昔トライした5本指の手袋よりはましでしょうか。先日お見せしたホビーラホビーレで買った毛糸と手持ちの白の毛糸で編み始める。一枚出来たらもう満足満足!あああ、もう一枚編みたくないな~。手袋を編んでいるときはいつも「どうして人間は手が2つあるの」「どうして人間は指が5本あるの」…と思ってしまいます。しかし!おおお、またピンチ!しぶしぶもう片方を編んでいたら毛糸がスカスカに!このままいくともしかして足りない?!うそでしょ~。神様、5本指でも10本指でも編むのでどうぞ十分な毛糸が最後の親指までありますように、と今は困ったときの神頼み状態。はぁ~、最悪のときは日本のホビーラの通販で一玉買いをしなければいけなくなるのでしょうか、と思いながらそれでも編み続けるのでした。















うわっ、玉の中が透けてる透けてる↓どうしよぉ~。

日本手芸紀行 - 横浜編(最終回)

さて、私の日本手芸紀行も今回で最終回を迎えます。バックにちょっとメランコリックな音楽が欲しくなるところですが、さて、最終回は横浜で開かれた「横浜キルトウィーク」で締めくくることにします。
こ の展示会、私の帰国と偶然重なっていて、重なっているにはやっぱり絶対行かなきゃということで足を運びました。場所はクイーンズスクエア先にあるパシフィ コ横浜にて。実は私横浜っていつも通過点でほとんど知らなかったので着く前はちゃんと行けるかどうかちょっと心配でしたが、駅からもそう遠くなくすんなり と到着することができました。














初日はやはりすごい人が開場前から並んでいて早めに着いていてよかった、と胸をなで下ろしました。まずは来賓の方のご挨拶 と、キルトと言ったらこの二人、チャック野原さんとキャシー中島さんです。お二人のとても明るい挨拶に続きテープカットが行われキルトウィークのはじまり はじまり。会場に入ったら、おおっ!?これは何だ!すごいものがぶら下がっています。あれはどうみてもキルト?!?!だけどちょっと大きすぎない?実はこ れ横浜開港150周年記念で千葉県四街道市の渡辺美和子さんが主催するキルト教室「キルトパンプキン」の皆さん30人が約一年かけて「手だけで」製作され た、12メートル平方のジャンボキルトなのです。もう本当に言葉がありません。この時点で日本のクラフトの高さに圧倒されます。
















今回は幸いなことにキルト界の大御所、チャックさんとキャシーさんの取材をすることができました。お二人とも本当に気さくな方で、ついついお話が楽しくて長居してしまいました。ご多忙中私のために時間を割いてくださったお二人、どうもありがとうございました(ぺこり)。




























キャシーさんのブースにはとても若い生徒さんが多くてびっくり。彼女の本当に素敵な笑顔につられて、ハワイアンキルトのファンでなくても勝手に体が立ち止まってしまうほど。そしてブースはあらゆる南国の色に溢れていて南国育ち(と言ってもハワイではなくて鹿児島ですが(^^;) の私にはいい気分~。
そして、チャックさんのブースにはこれまたすごい人!彼女が国際特許を取ったというヨーヨープレート「フレンチヨーヨー」は飛ぶように売れていて、購入したファンがチャックさんのサインをもらうために長蛇の列を作っています。そんなお忙しい中私の取材の気持ちよく対応してくれたチャックさんに心から感謝です。

そして、あらゆるテーマでキルトが展示されていますが、その中でも「赤毛のアン」のコーナーはやはり手芸好きには見逃せないでしょう。どうやら、今年は赤毛のアン出版100周年だとか。私も小さな時から赤毛のアンが好きです。実は10歳の時、文化出版の「赤毛のアンの手作りノート」という本を買いました。未だにそれを大事に持っています。確かまだ廃盤になっていないはずです。赤毛のアンのお話に沿って、レース編みやパッチワーク、ビーズ、刺繍などあらゆるジャンルの手仕事を紹介しているとても素敵な本です。もしどこかで見かけたら是非手にとってみてください。




















しかし、フランスではこの赤毛のアン、知っている人がほとんどいません。もしかして訳されていない?と思って調べたらちゃんと仏訳があるではないですか。仏題はAnne, la maison aux pigons verts...う~ん、確かに聞いたことない。フランス人に内容を説明しても「大草原の小さな家のこと?」と数人に聞かれました。ちがうぅ~。展示作品の中で特に素敵だったのが、彼女の家「グリーンゲイブルズ」を再現したドールハウス。そうそう、こういう家に住みたかったんですよね、この本を読んでいた頃。アンの世界に浸っていた時母親の「ごはんよぉ~」という声と共に砂壁と畳の部屋で「はっ」と我に返ったときどんなに悲しかったことか…
















というわけで、今回の日本手芸紀行いかがでしたでしょうか。皆様が国内をご旅行するにあたってここに載せた情報が少しでもお役に立てればこんなに嬉しいことはありません。

さて、これから日本で買ってきた材料を形にするためにまた手作りに励みます。

2008年12月6日土曜日

日本手芸紀行 - 再び東京へ編

フランスへ戻る日も迫ってきました。広島から新大阪乗換えで東京へ。そうなんです、私はレールパスという外国人が使える鉄道パスを持っているのですが、これ「のぞみ」には乗れないんですよ~(涙)。なのでどうしても新大阪で乗り換えなければいけないのです。新大阪に降り立つと、数日前の関西でのいい思い出が蘇ってきて、ついJRに乗って梅田駅に行きたくなってきます(^^;
東京では銀座のすぐ近くにある、ギャラリーと手芸店が一緒になったリボン刺繍家の小倉ゆきこさんが経営する「ギャラリー・イヴレック」を訪ねてみました。すぐ近くが銀座だとは想像できないとても静かな界隈。お店の中に入るとあらゆる色の刺繍用リボン、刺繍糸などが並べられていて、入り口のすぐ近くにはギャラリーがあります。その中にパリ在住のブチ・白刺繍作家の森田悦子さんの作品も飾られていました。MOKUBAのリボンに開発から携わってきたリボン刺繍家の小倉さんのこのお店では、リボン刺繍のAからZが揃う見逃せないスペースです。

2008年12月3日水曜日

日本手芸紀行 - 大阪編(追加)

大事な店を忘れていました。大阪の「セットミニョン」です。クロバー社が経営する手芸店+カフェ+ギャラリーが一つになった、手作りフリークにとってそれ はそれは最高の空間です。今度大阪に行ったときには必ず!という願いがかなってとても嬉しかったです。お店に入って迎えてくれるのは、特大毛糸を装ったラ ンプ。毛糸が階段沿いにず~っと続いて行き着くところはトイレのこれまた毛糸のランプ!可愛すぎ。これ、家に欲しいけどちょっと無理です。カフェのメニューもとても充実していて、こんなところで編み物などしていたら時間がたつのも忘れてあっという間に日が暮れてしまいそうです。