2008年6月26日木曜日

新しいレース開始

レース開始といってもここではもちろんボビンレースのことです。一つの作品を仕上げたら早速また別の作品を織りたくなってうずうずしてしまいました。先日 仕上げたレースが出来るや否や、すぐに新しいパターンに挑戦。まだまだレースはビギナーレベルの私は織り始めはやはり先生についてもらわないと無理。しか し、今回のパターンは今まで織ったことのあるステッチばかりの組み合わせなので今までよりも気分は少しリラックス。そして、今回はちょっと気合を入れてパ ターンを一人で読めるようになりたいと思いました。先生とあれやこれやテクニカルコンテ(ボビンレースの糸の流れを示しているパターン、とでも言ったらよ いでしょうか)を見ながらボビンを動かしていくと…分かってきた!しかし、こうやって教室で分かったと感じても家に帰ったら分からなくなるのがよくあるパ ターン。この日は夕食後の後始末も後回しで食べたらすぐにまたボビンを動かしました。このテクニカルコンテとにらめっこしながらボビンの数を数えて…編み 物や刺繍の10倍ぐらいの集中力を要します。そうしているうちに、ちゃんと織れました!初めて自分でパターンを見ながら模様が出来ました。嬉しいです。と いってもこんなこと完全に自己満足100パーセントなのですが、語学と一緒でそれまでに理解できなかった言葉が聞き取れたように、今まで分からなかった世 界の扉が開けたときって最高の気分ですね。やった、これで私は大丈夫だ、と調子に乗っていたらやっぱり間違えていました(ToT)。1時間、いや2時間近 く織っていた分をぜ~んぶほどくことになりました(涙)。ボビンレースってちょっと気を抜くとこれなんですよね。編み物や刺繍と違ってボビンを動かしてい るときは「練習」ではなくてほとんど「修行」です。















写真のように「出来上がり写真」をボードに貼ってミリ単位のクラフトに励んでいます。ちなみにこれ、ク ロスステッチとのコンビのピンクッションになる予定です。





























そうそう、ボビンレースの仕上げでも大活躍しているのがクロバーの「ペンE」シリーズの超極細レース針(14号)です。どうですか、この細さ、お分かりになります?くもの巣のような糸でもこれがあれば大丈夫。