2007年7月25日水曜日

戦利品

スーツケースを開けて旅先で買ったお土産を我が家で手にするのは最高の瞬間、と感じるのは私だけではないと思う。日本からこちらに戻ってきてまずやることは洋服の片付けなんかそっちのけで買ったものを並べてにやにやすること。実は荷物に入りきれなかったので郵便で段ボールを2箱送っているのです。その中身はほとんど食べ物と手芸関係の物(^^; あんなに手芸材料の在庫は増やさないつもりだったのに…やっぱり抵抗できませんでした。日本の手芸屋は本当にすごいです。多分世界一ではないでしょうか。手芸好きという人が日本の手芸屋から手ぶらで出てこれたらこれはもう手芸好きとは言えないでしょう。
それでは、私の日本での戦利品を小出しでお見せします。

まずはバッグの持ち手。こちらフランスでは一つが最低1500円ぐらいから、という現状を考えたらいくつ買っても損ではないと思います。いろいろありすぎてかなり迷いましたが竹製と木製に決定。

浅草橋マービーで購入












次は崇拝していると言っても過言ではないクロバー社のはさみ。クロバーの方からこのシリーズがお勧めだと聞いて直ぐに購入。














編みやすさ抜群のこれまたクロバー社のペンE鈎針。そして2年前に見てずっと気になっていた黒檀の鈎針。黒檀の棒針も探したのですが見つけられませんでした。ちなみに、パリのボン・マルシェでは黒檀とローズウッドの棒針が購入できるとか。あと、透明プラスチック製の鈎針も編み心地を試したくて購入。本当はクロバー社のアクアモードをゲットしたかったのですが、どこの手芸屋さんでも見つかりませんでしたねー。














そしてこんなものまで…

グローバル社の包丁。ず~っとず~っと気になっていた物の一つ。浅草合羽橋の「つば屋」で購入。店に入って一度手にしたものの、「いけない、いけない」と自分に言い聞かせて店を出てランチ。しかし、ランチの間中ず~っとこの包丁のことばかり考えていました。こうなったら買うっきゃないでしょ、とまたすぐに店に戻りゲット。切れ味は危ないくらいいいです。今まで使った包丁の中で断然トップを行く最高の品です。ちなみにこの包丁、多くのプロのシェフが薦めています(←こういう情報にとても弱い私)。














そしてこれは京都で買った京うちわ。うちわ屋の老舗「阿似波」で購入。一つ一つ手で作られたこのうちわ、とにかく美しいです。うちわなど買い物リストのどこにもなかったのに、一目見ただけでもうダメでした。暑い日本ではこういう美しいうちわや扇子がお洒落のアクセントになりまよね。でも、フランスに戻ってきたらとっても涼しくてあまり出番がないのが残念。かといって、寿司飯をあおぐにはもったいなさすぎる(安い米でもこれであおいだら美味しくなったりして?)。














ということで、日本ではあれやこれやと購入してしまってお財布の中があっという間に寒くなりましたとさ。