2008年11月22日土曜日

日本手芸紀行 - 京都編 その2

遠藤さんのお店を後にしたらもうお腹がすいてきました。銀閣寺近辺にあるユキ・パリスさんのコレクションを見に行く予定だったのでそこまで出向きうどんで 有名な「おめん」でお昼をいただくことにしました。京都のうどんやさんらしくとっても上品な感じ。薬味の盛り付け方が既に芸術的です。私はうどんと鯖寿司 のセット。美味しい京の味に舌鼓を打ちながらこの後のクラフト三昧のスケジュールを練り練り。


















































さて、お腹もいっぱいになったことだし、いざユキ・パリスコレクションへ。だけど、右も左も分からないので思いっきり迷っています。地図を見るとそう遠くないところにいるのですが。哲学の道のすぐ近くと書いてあるし…
















しょうがないので最寄の風鈴屋さんにお尋ねしました。そうしたら向かいを指して「すぐそこです」と。風鈴屋さんどうもありがとうございました。この風鈴屋さんもとても可愛いお店だったのですが、名前を忘れてしまいました。やったぁ~、ついに到着。まるで誰かの家、いえ、普通の家にしか見えません。ん、妙に静か…入り口の案内板を見てみると「水曜日、木曜日休館日」と。今日は水曜日。ガ~ン、ショック。入り口の鉄柵を両手に挟んでほとんど見えない中を覗きユキ・パリスコレクションを後にしました。だけど、これでまた京都に来なければいけない理由が出来たということです。
















気を取り直して今度は去年行きそびれた「金の羊」へ。入るなり羊の多さ…ではなくて羊の毛の多さ(種類、色)に圧倒。こんな店初めてです。すごいです。床から天井まで羊の毛。あとプロ用(?)の糸紡ぎ機なども満載。西洋のおとぎ話に出てくる魔女が回している糸車そのものです。まるで本当に金の羊が出てきそうなお店です。ここでは4年ほど前に知った羊毛を自分でも手軽に紡ぐことが出来るという「スピンドル」をついに発見!見たら欲しくなるというもの。金の羊オリジナルのスピンドルを購入しました。そして、見てください、この可愛い羊のピアス。とてもお洒落です。




























満足満足…とまだまだ京都クラフトツアーは続きます。次は布を目指して(また!)ノムラテーラーへ。いいですね、このレトロな名前。さすが京都、洒落ています。品揃えは豊富。この地区、周りにはたくさんのブティックがあるので若い子も買い物のついでに立ち寄っています。制服来た学生も。フランスではこういうところはまるで老人ホームのようにお年を召した方ばかりなのですが、こういう若い子が布を買っている姿を見ると感動します。西日暮里のトマトよりも随分片付いています(失礼)。ここでもこれといった和柄に出会うことはできなかったのですが、ご覧の通り可愛い布が見つかりました。特にマヌカン柄とお裁縫道具柄、とても可愛いです。




























ということで、クラフト三昧の京都巡り。皆さんも機会があったらこれらのお店を訪ねてみてください。