2008年11月20日木曜日

日本手芸紀行 - 東京編

フランスに戻って来てもうすぐ2週間。やっと荷物も片付いてきたところです。時差ぼけする暇もないくらい戻って来てからすぐに展示会に行ったりと忙しくしていたのですが、それが終わるとまとめて時差ぼけが来たかのようにボケーっとしてまだこちらの波に乗れていない自分に気付きました。友人曰く「知ってる?それって「年」っていうんだよ」。そっか、体は確実に年をとって嘘をつけないのか。そして今日は学校がスト。つまり学校の先生がストをして子供の授業がないということです。はい、フランスではこんなことも可能なのです。おかげで一気にこちらの現実に引き戻され体も頭もフランスモードになってしまいました。そうだ、この国では大昔「私の辞書には不可能という言葉はない」という人がいたように今は「この国に「効率よく、手際よく」という言葉は存在しない」という社会なのです。
気を取り直して、さて、私が日本へ帰国してたっぷり手芸三昧の毎日を皆さんにご報告したいと思います。いろいろなお店に連れて行ってくれた方々、本当にお世話になりました。今回の最高の思い出となりました(ぺこり)。では、まずは到着地東京から行ってみましょう。
今回どうしても外したくなかった西日暮里の「トマト」。そういえば上京して学生していたときよく通っていたなぁ~、と思いながら駅を降りましたが、駅周辺は改装工事されてすっかり見違えるようにきれいになっていました。ちょっと残念と思いきや、日暮里繊維街はその面影を残していてなつかし~。ありました、ありましたトマト!うわ~、相変わらずゴチャゴチャして購買力をそそります(笑)1m/380円なんてほんとにいいのぉ~、という安さです。調子に乗って1メートル買いで以下の布を購入。柄もいろいろあって、とくにジャパニーズポップ柄(とでもいうのでしょうか)は予定外の買い物。ちょっとかわいすぎ。一方、和柄は意外と気に入ったものがなくて一枚も購入しませんでした。あああ、懐かしの西日暮里、とノスタルジーに浸った一日でした。