手作りなひととき

陶芸家のMさん宅でまた持ち寄りランチ。ビーズアクセサリー作家のmimouさんとポワン・イデにはお客さんでいつも足を運んでくれるNさんは彼女のところで陶芸を習っているので、その後に私は合流させてもらいました。Mさんのお誘いで私も手びねりで小皿に挑戦。出来上がりは乞うご期待ということで。今日のメニューは、Mさんの変わりマッシュドポテト、mimouさんは蒸し鶏のパテ風（名前が分かりませーん）、キノアのサラダ（絶品！）そしてNさんのスモークサーモンの押し寿司（今度作ってみます）に舌鼓。そして、私はデザートに．．．またチーズケーキです（爆）。今回はアメリカのフィラデルフィアクリームチーズを使った本格派チーズケーキ。陶芸家のMさんに「何か他のもの持っていこうか」と一応聞いたのですがチーズケーキが好きな彼女のリクエストに答えて今回もこれ。このチーズケーキ、アメリカのボストンに旅行してきた友人がお土産に買ってきてくれました。こちらでは、高級食材屋に行かないと手に入らないのでとてもお高いものです。といっても、フランスは乳製品が豊富な国なので何もわざわざアメリカのものを使わなくても用は足りるというもの。ただ、チーズケーキにしたときにこのフィラデルフィアのほうがKIRIのクリームチーズよりも軽く出来ますね。KIRIは濃厚な口当たりが好きな人にお勧め。芝生が広がる大きなお庭の木陰で横には柴犬が横たわり手作りのお料理をいただいて、至福な時を味わいました。人生は手作りに勝るもの無し！



スモークサーモンの押し寿司は残りのご飯を利用して出来るお手軽メニューとか


ぜーんぶ最高に美味しかったです♪


またまた、チーズケーキ登場


これがチーズケーキこだわり派が主張するフィラデルフィアのクリームチーズ

ボビンレースに逃避

今日で本年度のボビンレース教室も最後。で、ながーい夏休み前にとにかく新しい作品の織り始めだけでもやっておかないとボビンレースとの再会は９月になりそう。ということで、今日はいそいそと教室に向かいました。先週は仕事で忙しかったので手作りどころではなかったのですが、心を落ち着かせるためにはやっぱり手を動かすことが一番です。その中でもボビンレースのようなお手軽でない手しごとは瞑想にも似ていてやっぱり心が落ち着きます。忙しいっていう字は「心を亡くす」と書くのですが、まさにその通りですね。こうやってボビンを動かして全神経を集中していると地に足が着いて来る手応えを感じます。あー、非生産的なことをしている時って何て楽しいんでしょ！とか言いながら、実はしぶしぶ編み上げようとしているセーターから逃げている、ということも言えなくはないのですが(^^;





未だにテクニカルコンテを読むのは苦手です(*_*)

伝えること

先日訪れた「女性の健康を考える」展示会で、エイズ対策活動団体の「アクトアップ」にて「沈黙＝死」というメッセージが書かれたTシャツを買いました。外はすっかり真夏陽気のパリなので早速着て街を歩いていると、このメッセージのインパクトを肌でビシバシ感じます。工事現場のおじちゃんが「沈黙、死、うーん」とつぶやいていたり、今日ボビンレース教室に行くと受付の女性が「あらぁ、凄いメッセージね」なんて言うし、スーパーのレジで並んでいても私のこのTシャツのメッセージをじーっと見ている視線を感じます。自己表現豊かなフランスなのでこういうメッセージに対しての反応はとても解りやすい。こういうメッセージTシャツを着るのは初めてなのですが、改めて目に見える形で言葉が持つ力を感じています。そう、どんな問題でもニュースになっているうちはみんな話題にしてくれますが、そのうちにあっという間に過去のものになってしまう今日この頃。手作りも、一時的ブームになってもその後話題にならなければこのように忘れられる存在なのですよね。伝える人がいないため、既に絶滅してしまった手工芸も数えきれません。何事も始めるよりも続ける方が難しいもので、こういうちょっとしたメッセージで人を振り向かせるのも一つの手ですよね。そうだ、冬に向けて「手作り＝愛」なんていう編み込みのセーターでも編みましょうか。

しぶしぶ

もうネタにするのもいやになってきた編みかけのセーター、今ゴム編みの試し編みです（涙）。仕事でちょっと忙しくしていたら存在まで忘れかけていたこの作品、目に留まったときには大きなため息が出てしまいました。夏に確実に近づいている今日この頃。今度の冬を目指してセーターを編むのは大正解なのですが、そろそろ他の物に手を付けたくなってきました。とは言っても、結局自分が蒔いた種なので刈り取るのも自分なのですよねー（涙）。こういうときはテンション上げるために以前も紹介させていただいたお気に入りのBrothers Johnsonの"Stomp"を聞きながらラストスパート頑張りまーす。

ボビンレース完成間近

やっと織り上がりました！1年かけて織り上げたレースを目の前に安堵のため息。といっても、ご覧の通り糸の始末＋ピンクッションに仕上げる作業が残っているのですが、とにかくこの状態でもまずは自分に「お疲れさま」を言いたい。他の手芸とはなかなか比較にならない集中力と細かさを要するボビンレースはやっぱり織り上がった時の達成感も比べ物になりません。「夏休みに入る前に仕上げる」とまるで他界したマルセルに約束したようにラストスパートをかけました。まだ完全に出来ていないのにもう既に次は何を織ろうか考えています♪

初めてのカルトナージュ

前回のポワン・イデにも初出展していただいたSさんの手ほどきで初めてのカルトナージュに挑戦です。実はこれキットなので厚紙を切る手間もなし。しかし、一度もやったことないと説明書を見ても全然分からない（それにこちらの説明書は誰が見ても分からない説明です）。そこで、カルトナージュの達人のSさんにお願いしてレッスンをしていただきました。布は去年日本へ帰国した時に京都のノムラテーラーで購入したものを使用。この布、何に使うという目的もなく柄に引かれて買ってしまったのですが、やっと日の目を見る日が来ました。
初めてのカルトナージュはSさんのお蔭でとっても満足いくものになりました♪　何に使おうかいろいろ迷いましたが、刃物フェチの私がいつも片付けに困っているハサミを入れることにしました。