2009年4月8日水曜日

手編みルームシューズ見っけ

マレ地区をブラブラしていたらショーウィンドーに手編みのルームシューズを発見。どうやら輸入雑貨屋らしいのですが、並べているものが結構マニアック。中に入ると初老の男性が奥で店番。ショーウィンドーに飾ってあるルームシューズのことを聞くと「ああ、これのことですね」と棚にずらりと並べられた手編みの手袋から靴下を指差す。あああ、どれもこれもかわいすぎ、全部欲しい!どれも全てウール100%、と手にとるだけで分かる。しかし!ここフランスは冬に終わりを告げ毎日確実に暖かくなってきています。この先少し冷え込むことはあったとしても、ウールのルームシューズを必要とするほど寒くなることはまずないでしょう。ここでこれらを手に入れたとしても出番が来るのはせいぜい半年後。だけど...やはり誘惑には負けられず2足お買い上げ。実はこのお店、トルコ人のムッシューが経営していて、トルコと言えばかぎ針の「オヤ」。恐る恐る彼に「もしかして「オヤ」って知ってます?」と聞くと「ビアン・シュール!(もちろん)」とオヤで飾られたピアスを見せてくれました。ミシン糸ぐらい細い糸をレース針で編んだ小さな小さなモチーフで作られたオヤのピアスはとってもキュート。「私の家内が作ったんだ」と自慢げに見せてくれました。そういえば、70年代に流行った歌でこの曲はトルコを舞台にしていましたね。私のカラオケのレパートリーにも入っていますよ(^^;
すぐには出番のこないルームシューズですが、出番が来るまでは編み方を研究して今度は自分でオリジナルのルームシューズを編めるようになるよう努力します、というのはこの季節外れの購入物に対しての言い訳?

お店の住所

"Miizo"
64, rue Vieille du Temple 75003 Paris