2009年4月27日月曜日

ブルターニュ - 出会いの一冊

ブルターニュに行ってきました。陶芸家のMさんの田舎のお家にお邪魔させてもらいました。車に荷物を積んでいざ出発。渋滞にも引っかからず迷わず、Mさんの素晴らしい運転で超スムーズに到着。着いてその日に行ったスーパーではさすが、ブルターニュ物産がどっさり。そして、入っていきなり、私が密かに熱中しているブルターニュの民族衣装、それもレースについての本が目に飛び込んでくる。まさか、ここまで来て本は買いませんことよ...オッホッホッホッホッ(汗)。かといって無視する訳にはいきません。とりあえず手に取ってみます。早速「買う理由がない」という言い訳を見つけることからチェック。中を開くと、ブルターニュの民族衣装における歴史から地方によってレースの模様が違ってきたりという内容そして織り方の技術の説明までびっちり説明してあって読み応えあり...ううっ。そして、なんと知り合いの家で会ったことのあるブルターニュ衣装博物館のオーナーのGさんが写真に載っているではないですか。まあ、こんなものパリの大きな出版社から出てるんでしょ、いつでも買えるわと思いながら出版社のチェック。出版社はcoop breizh...聞いたこともないし、どう考えてもブルターニュ語としか思えない響きの名前。案の定「カンペール」というブルターニュの町のどこかで編集されたらしい。そして、裏を返すとブルターニュの産の食物に表示されているようなラベルが。「ブルターニュ産。文化と創造をセレクション」と。負けました。バカンス先に行ってまで本は買うのはもう控えようと思いましたが、これはまぎれもない出会いでした。気がついたらレジではしっかりこの本を握っていました。そういえば、この本と目が合った時本が私にウインクしたような(ほんとかよ!)。





おおっ、ちゃんとproduit en Bretagne(ブルターニュ産)と表示が。