2009年4月27日月曜日

ブルターニュの海

山がほとんどないブルターニュはどこまでも広がる大地、そして海に囲まれた豊かな地方です。大地では数々の農産物が採れ、畜産も数多く、海では様々な海の幸が収穫されます。Mさんの家のから海まではすぐ。車で10分も行けば素晴らしい海辺が広がります。地中海側のフランスとは違い潮の満ち引きが激しいブルターニュ。常に厳しい自然と共存してきたブルターニュ人、ブルトンの逞しさをその自然を目の前にして納得させられます。ごつごつした岩も多く、そこにはムール貝や牡蠣が大地に寝そべる牛のようにお昼寝しているようです。パリで高いお金を出して買っているムール貝や牡蠣がいたるところに!ムール貝はまだしも、岩牡蠣は石を使ってもびくともしません。いたるところに貼り付いた牡蠣が私たちを見て「はっはっはっ、どうだ、食べたいだろう。食べたかったら採ってみろ」とでも嘲笑していたようでした。この時の私ってちょっとパラノイア状態?
この時期は至る所に菜の花が咲き乱れて黄色い絨毯があちこちに見られました。日本の菜の花よりも茎がしっかりしてさすがブルターニュの菜の花です。お味噌汁に入れたらきっと固すぎるでしょうね。



向こうに見えるのはサン・マロの街






ムール貝みっけ!


おおっ、至る所にムール貝が!


びくともしない岩牡蠣


おびただしい岩牡蠣を前にわなわなと震える私


眩しいほどの菜の花畑