2014年11月1日土曜日

靴下アドベンチャー

まだまだ靴下編みは続きます。かかとの編み方、つま先の編み方、足首から編む方法、逆につま先から編む方法、靴下は本当にいろいろな編み方があります。今日仕上がったのは、これ。ずーっと昔から持っていたフランス語のニット辞典みたいな本の中に載っていた編み方なのですが、フランス語を何度訳しても何を言っているのか分からず読解不可能になっていたものです。
Youtubeを見ながら初めて靴下を編み終えた時に、ようやく靴下の構造が理解出来て、このずっと放置されていた編み方もやっと日の目を見ることになりました。しかし、出来上がりはさらにアマチュア感漂う結果に。靴下よりも何だか「ズック」みたいな形です。
 私は個人的にはセーターでも何でも別糸から目をすくってゴム編みを最後に編むやり方が好きなので、今回はいきなりゴム編みから編むのではなく、足首部分を少しだけ編んでかかと→つま先、という編み方にしました。というのは、実はこの白い糸がもうあとどれだけ残っているか、という瀬戸際だったので調整しやすいこの編み方にしました。別糸から目をすくって編む方法はこうやって後で長さが自由自在に調整出来るので便利です。
1目ゴム編みは、2段ごとに表目のところだけ巻き目をほどこしました。こうやるとゴム編みに少しだけ立体感が出ます。
つま先は今回は中上3目一度と、最後はかぎ針で編みながらとじました。でも、結果的には最後はやはりメリヤスはぎにした方がきれいだと思います。
これで、合計片足だけ4枚の靴下が編み上がりました。
左から、初めて編んだ靴下とその他3種類の編み方。
なかなかシャープな仕上がりにはなりませんが、履いてみるとまあ、とりあえず普通の靴下に見えます。
これ、左足を机にのせて、片足立ちで撮影しています(笑)。ヨガやっといてよかった。

結果的には、先輩ニッターさんからいただいたパターンが一番立体的にきれいに出来ました。足を入れていない状態の時も一番「靴下らしい」形をしています。

4種類の編み方を駆使したのである程度の靴下の編み方はほぼカバーしたかな、なんて自負していたらとんでもない!ひえ〜、かかとだけでこんなに編み方があるなんて(RavelryのTaina's Kannanottojaのページ参照)。

ということで、まだまだ続きます、この靴下編み。