2014年11月17日月曜日

ヴッパータール(ドイツ)のエンゲルスハウスと繊維博物館 その一

先週は3連休を利用して電車でドイツのデュッセルドルフに行ってきました。ヨーロッパは陸続きなので、電車で少し行くと言葉も何もかもが変わる外国になるのが面白い。パリとデュッセルドルフは東京ー大阪間ぐらい。料金は早めに予約すれば往復で10000円しません。電車は「タリス」という赤い電車で、フランス→ベルギー→ドイツと、二つの国境を越えて3カ国を走ります。車内ではほとんど国内扱いで、切符の確認はあってもパスポートコントロールなどはなし。EUの人はパスポート以外の身分証明書で乗車可能です。そんなユルい国境越えに私も慣れてしまって、今回はあやうくパスポートを忘れそうになりました(汗)。

デュッセルドルフはヨーロッパの中で一番在住日本人の密集率が高い街で、駅前から伸びているインマーマン通りには日航ホテルをはじめ、たくさんの日本食屋やレストランが立ち並びます。私もこの街に日本人の友人が住んでいるので、彼女の家にフラッと遊びにいくことがよくあります。 ということで、デュッセルドルフの街は最近は一人で歩けることも出来るようになったぐらい頻繁に行くところです。今回は友人のお勧めでデュッセルドルフから30分程度で行けるヴッパータールという街を訪問しました。ガイドブックにもほとんど載っていないこの街、何があるの?と思ったのですが電車好きな私のツボを押さえるかのように、モノレールが街の中を地下鉄のように走っています。それもぶら下がったタイプの懸垂式モノレール。その名も「ヴッパータール空中鉄道」。電車は街の中を流れる小川の上を走るものだから、気分は遊園地に来た感じ。

このモノレールに乗って、エンゲルスハウスというところに行って繊維博物館を訪問しました。