2010年8月23日月曜日

北海道 道東の旅 - 前書き

猛暑で苦しんでいる日本の皆様、セーターの完成などをお見せして失礼いたしました。お詫びに、ちょっとだけ涼しいお話をしますのでお許しください。

実は7月の上旬に4泊5日で北海道は道東の旅に行って参りました。目的は「アイヌ刺繍」を見ること。このアイヌ刺繍、実は5年だか6年だか前に始めて知り、それ以来頭の隅に留めておいた手仕事でした。そして、最近この刺繍の持つ魅力にどんどん惹かれて思い切って北海道、それも道東の方に行く好機を与えられました。鹿児島の人間にとって北海道はまるで外国。地図を見ても自分の実家があるところと真反対。社会科地図帳でしか知らない世界です。いつかは足を延ばしてみたい北海道、と思っていましたがいきなり札幌や函館ではなくて網走から。友達に「始めて北海道行くのに札幌じゃなくて、えっ、網走?!」とびっくりされました(苦笑)。

東京の友人が全てプランを立ててくれたのですが、まず羽田空港から出る飛行機が女満別空港というところに着くと聞いた時点でこの「女満別」が読めない。「めまんべつ」と読むのを確認して地図を見ると、あれれ、見つからない。よーっく見ると網走のすぐ下に飛行機のマークが。ここが女満別空港。羽田からは午前中に一便、午後に一便飛んでいます。

女満別空港に着いたらそのまま北見へ。北見は「きたみ」って読みます(笑)。つかの間の夏を思い切り楽しむかのようにどこも緑が眩しい!って、緑しかない。北海道の自然は壮大とは聞いていましたが、広い広い!道路も広い、歩道も広い(これって車道じゃなくて歩道だよね)、道路には...あまり車も走っていません。

では、涼しい北海道の旅の始まり始まりぃ。



小麦畑



確か土曜の昼なのですが...人、いません。



これ、歩道。車道ではありません(根室市街で)