
そして、毎日物産展をはしごしていた私は毎日というほど戦利品を我が家に持ち帰る有様に。その中の一つはイタリア食材の一つリコッタチーズ。買った日とその次の日は蜂蜜をかけて胡桃をあしらいデザートとして食しましたが、この調子だと食べきれず腐ってしまいそうだったのでもったいなかったですが、チーズケーキにして食しました。見本市のような場所にいると家に帰っても気分が高ぶっているので、気分を落ち着かせるためのヒーリングベーキングはちょうどよかったです。私は、気分を落ち着かせるためによくお菓子を焼きます。分量をきっちり計ったりする行為がヒーリング効果をもたらしてくれるようです。

チーズケーキなどあまり作ったことないのでネットで見つけた簡単レシピで。うまく焼けるかなー。

やった!きれいに焼けました。

思わずアップ。

で、これは燻製モッツァレラ。トーストにして食べました。スモークした香りがたまりません。


今までいろいろな見本市を見てきましたが、こんなに客層、年齢、階層など全てにおいて超越した見本市は初めてでした。この場でフランスの真髄を垣間見たような気がします。そして、豊かな農業国フランスの大地が生み出す農産物とそれを作り出していくフランス人の底力。明日フランスの食料輸入が全て止まってしまったとしてもこの国にいる限り食に困ることはないのでは、と思いました。このような素晴らしい見本市で仕事をする機会を与えてくださった日本ブースの方、この場を借りて心から感謝申し上げます。
そういえば、昔、学校で「我々は食べるために生きるのではない、生きるために食べるのだ We eat to live, not to live to eat」というようなことを聞いたような気がします。しかし、この見本市を見る限りフランス人は絶対に、間違いなく WE LIVE TO EAT! でしょう。そして、かくいう私も。それではみなさん、Bon appétit!