ポワン・イデも終わって少し余裕が出てきたため、今日は前から陶芸家のみさきさんに たのまれていたジーンズのバッグを仕上げました。久しぶりのミシン仕事です。久しぶりに部屋に響くミシンの音は気持ちいいです。実はこのバッグ、私が昔マリークレール・イデに載っていたバッグをお手本に自分のお尻の破れたジーンズを利用して作ったバッグがみさきさんの目に留まって前から注文を受けていたも の。彼女からもらったジーンズには日本の古銭のようなものがアクセサリーで付いていたため、裏地もちょっと日本風なものを使いました。この生地、この前の 日本帰国のときに日暮里の繊維街「トマト」で見つけたもの。このバッグ、表裏と使えるリバーシブルタイプです。
私は製作しているときは必ずと言っていいほど、お気に入りのラジオFipを聴いています。今日はなかなかセレクションも良く、ミシンを踏む足も軽快でした。今日の私のお気に入りはChet Bakerの"Vehicle"、Sphia Lorenの"De jour en jour"、ソフィア・ローレンって歌手もやっていたんですね、知らなかった。こんな肉体派の彼女からこんな優しい歌声が聞けようとは驚きです。そして、Stretchの"Why did you do it"、The Dynamicsの"7 Nation army"。どれもいい曲でついハモって、気が付くと中表で縫わなかったいけなかった裏地を表をそのまま外に出して縫ってしまい、リッパー片手にほどく羽目に(涙)。そんな手間ひまかけて仕上げたバッグは、出来上がってみると満足度高し。その後は、Brother Johnsonの"Stomp"で一人ではじける私でした(笑)。この曲聴きながら一人ではじけている姿は他の人には絶対に見せられない?
こちら、私が自分用に作ったバッグ。
春、夏は裏に返して花柄に。
こちらみさきさん用に作ったバッグ。
ふわふわのポケットがキュートです。
もち、リバーシブル。