2009年5月9日土曜日

ブローニュの日本レストラン

ちょっと前になりますが、パリ郊外のブローニュ市に友人のご主人が日本レストラン「四季」をオープンしたというので行ってきました。最近日本人でない人が経営する日本レストランが巷に氾濫していてこういう本格派日本レストランを見つける方が難しくなってきました。パリには詳しくても一度環状線(périphérique)を越えてしまうといきなり右も左も分からなくなってしまう私。友人から事前に地図を送って下調べしましたが、やはり行くまでに曲がるはずのところを曲がらず真っすぐ行ってしまい人に道を聞いてやっと辿り着きました。過去にお客さんを本来だったらほとんど目の前にある建物に連れて行くはずだったのに、その周りをぐるぐる1時間歩かせてしまったという経験をパリ郊外で経験しているため、今回はまだ上出来です。さて、気を取り直してレストランへ。入るといきなり知った顔が。ええっ!?10年前に一緒に仕事をしていた同僚がホールで働いているではないですか。久しぶりの再会でお互いに元気でこの日を生きていられることに感謝。いただいたお料理は、私はトラディッショナルに寿司。うわー、どうしてこんな素敵な盛りつけ方が出来るのでしょう。プロだから当たり前なのかもしれませんが、日本料理は舌で味わうだけではなく目でも味わう料理なのだと改めて納得。この辺はフランス料理と全く共通していますね。一緒に行った友人は竜田揚げ定食。サクっとした食感は家庭ではほとんど不可能な技。本物の日本食を久しぶりに堪能して日本人の食に対するこだわりを再確認した時でした。こちらのレストラン、ランチが終わるとサロン・ド・テとなり、和菓子などもいただけます。抹茶ティラミスは激ウマ。あまりにも美味しくてこの日は写真を撮ることを忘れてしまい画像がありません(^^;